【楽天】三好、茂木から遊撃奪う「100試合は出られるようにしたい」

スポーツ報知
遊撃のレギュラーを狙う楽天・三好

 楽天・三好匠内野手(24)が16日、沖縄県内で自主トレを公開した。銀次内野手(29)や島内宏明外野手(27)らとともにキャッチボールやティー打撃などで調整。今季の目標を「けがしないことと、去年は出場が56試合だったので、100試合は出られるようにしたい」と掲げた。

 アピールの場は早速訪れる。遊撃の定位置を争う同学年のライバル・茂木栄五郎内野手(23)は昨年11月に右肘の手術を受けた影響で、春季キャンプは2軍スタートが濃厚。実戦復帰は開幕直前までずれ込む可能性もあり、「やれることをしっかりやっていきたい。アピールしなきゃと考えると力んでしまうと思うので、いつも通りの自分のプレーをやりたいなと思います」と意気込んだ。

 昨季は茂木のバックアップとして自己最多の56試合に出場。だが、昨年8月に左足甲を骨折してシーズン中の復帰はかなわなかった。4日に亡くなった星野仙一副会長(享年70)には昨年のシーズン中に「はよ、レギュラー取らんかい」と声をかけられたという。飛躍の一年へ、隙のない調整を進めていく。

(安藤 宏太)

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