【ソフトバンク】内川“走法改革”に着手 スプリントコーチと個人契約 2時間走った

スポーツ報知
秋本真吾プロスプリントコーチ(右)とともに、走り方の矯正を行なった内川

 名球会入りにあと25安打としているソフトバンク・内川聖一内野手(35)が17日、宮崎・日向市内で自主トレ。スプリントコーチとして個人契約した元陸上選手の秋本真吾氏(35)の指導のもと、2時間以上ものランメニューに取り組んだ。

 練習開始から2時間、とにかく走った。さらに、午後のウェート中も、腹筋しては走り、ダンベルを挙げた後にランニング。メニューの総数は30に及ぶ。胴体と脚をつなぐ大腰筋を鍛え、正しいフォームを会得するため。それによって、疲れにくく、また疲れていても正しく力を伝えることが可能になる。このハードメニューでも「あまり足にきていない」というから驚きだ。

 昨季は首痛、右手親指骨折などで73試合の出場にとどまり「グラウンドに立ち続けたい」と“走法改革”に着手した。秋本氏は阪神でも16年秋、17年春のキャンプで臨時コーチとして指導した実績を持つ。内川とは同学年ということもあって、すぐに意気投合。16日夜には映像などを見て3時間も議論を交わした。秋本氏は「感度がめちゃくちゃ高い。ずば抜けている」と絶賛した。

 昨季は通算2000安打に残り104本で迎えたが、79安打に終わった。「4月中に打ちたい」と早期の偉業達成を約束。ハイスピードで節目の大記録を駆け抜け、日本一ロードも完走する。(嶋田 直人)

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