【ロッテ】今季から“本職”にコンバートの中村が告白「理想の二塁は打って、守って、走れる井口さん」

スポーツ報知
井口監督の著書を手にするロッテ・中村

 ロッテ・中村奨吾内野手(25)が19日、沖縄県内で自主トレを公開し、理想の二塁手像に井口監督を挙げた。昨季は過去最少の85試合だったが、打率2割7分5厘、自己最多の9本塁打、32打点をマークした。指揮官の期待もあり、今季から二塁にコンバート。早大2年~4年の3年間プレーし愛着があるポジションで井口監督も長年レギュラーを張った場所だけに「今までで一番長く守っていたポジション。本職に戻ったということで言い訳はできない。責任を持って、逃げることはできない。1年間守り抜けるように」と定位置死守を宣言した。

 大学時代から背番号6の背中に憧れを抱いていた。「理想像は井口さんですね。大学2年から二塁をやり始めて目標になった。打って、走って、守れる井口さんの映像を見ていた」と語る。「井口さんは体が強い。それだけトレーニングをしていると思うし、現役の時にトレーニングをしていたのを見ていた。下半身が強ければ送球も安定する。足の運びもよくなってくると思います。1年間戦える下半身を作らないといけない。(自分は)走らないといけない選手だと思う。バテないように今のうちに(下半身の強化を)しておきたい」と頑丈な体を手に入れ、指揮官の現役時代に近づく選手への変身を目指すつもりだ。

 元ロッテの楽天・今江やヤクルト・大松、広島・田中らとの合同自主トレは、9日から無休で行っているという。この日は短距離ダッシュのメニューとして、50メートル往復×16本、50メートル×6本、30メートル×5本に加えて、アジリティーなどで徹底的に下半身強化に努めていた。

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