【オリックス】昨年手術の吉田 室伏広治氏の指導でトレーニング

スポーツ報知
室伏広治に師事を受け、強靱な体力をつけようと自主トレに励む吉田正尚

 オリックスの吉田正尚外野手(24)が21日、都内の東京医科歯科大でアテネ五輪男子ハンマー投げの金メダリストで、同大のスポーツサイエンスセンター長を務める室伏広治氏(43)からトレーニング指導を受けた。16年オフに直筆の手紙を室伏氏に送り、指導が実現。今年で2年目となった。この日で3日間のトレーニングを終え、「とても充実した時間を過ごさせてもらいました。けがをしない体作りのために、日々のルーチンが大切だと思いました」と充実した表情で話した。

 2年目の昨季は腰痛で7月から戦線復帰し、出場は64試合。昨年11月には腰の手術を行った。このオフは、阪神・糸井らとグアムで自主トレを行い、帰国後に室伏氏のトレーニング指導を受けた。手術後であることを考慮して腰や背中まわりを中心としたメニューをこなし、「けがから復帰したので、普段以上にやっていかないといけない」と気を引き締めた。

 吉田正を指導した室伏氏は「まだまだ向上していきたい気持ちが強いと思う。困難も乗り越えて結果も出していけると思います」と話した。

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