【オリックス】吉田正、室伏広治氏の「紙風船トレ」に「見た目よりしんどい」

スポーツ報知
室伏広治氏(左)から紙風船を使ったトレーニングを教わる吉田正

 オリックスの吉田正尚外野手(24)が21日、都内の東京医科歯科大でアテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストで、同大スポーツサイエンスセンター長の室伏広治氏(43)からトレーニング指導を受け、“紙風船トレ”を伝授された。

 昨年11月に腰を手術した3年目の大砲は、昨年に続く室伏塾で、腰周辺を強化する新トレーニングに取り組んだ。紙風船を両手のひらにはさみ、つぶさないように持ち、腰をかがませて後退する動作。風船を持つ手は震え「見た目よりもしんどい。全身が鍛えられる感じ。斬新です」。室伏氏が組んだ専用メニューを約3時間こなし、3日間の自主トレを終えた。

 今月中旬までは、阪神・糸井らとグアム自主トレ。室伏氏が「向上心が強い」と評すように、一流選手から貪欲に学んだ。「毎日試合に出られるような準備をして離脱を避けられるように」と規定打席到達を目標に掲げた。(原島 海)

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