【ヤクルト】小川監督、故障明けの主力は「実戦で多く見たい」

スポーツ報知
小川監督

 ヤクルト・小川淳司監督(60)は22日、故障明けの主力選手を対外試合で多く起用したい考えを明かした。昨季は畠山、雄平、川端らが長期離脱。あくまでコンディション次第と前置きした上で「実戦で多く見たい。技術的なことは心配していないけど、感覚が戻らないと」と口にした。

 巻き返しに不可欠な15年のV戦士。復活へのキーワードは実戦勘だ。中でも、畠山は15試合、川端は初めて1軍出場なしに終わった。2月15日の韓国・ハンファ戦を始め、キャンプ中の対外試合は5試合。紅白戦も予定されてはいるが「(対外試合の感覚と)違うと思う」と敵チームを相手に勝負勘を戻したい考えだ。

 もちろん、可能性の話で、無理に急がせるつもりはない。「すんなりいかない部分もあるかもしれない。実戦感覚は本人たちじゃないとわからない」と配慮。本人の意思を最大限尊重しながら、それぞれの復帰ロードを描いていく。

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