【日本ハム】今季のチームスローガン「道―ＦＩＧＨＴＥＲＳ　ＸＶ―」栗山監督「今年は優勝するしかない」

　日本ハムの今季のチームスローガンが「道―ＦＩＧＨＴＥＲＳ　ＸＶ―（みち　―ふぁいたーずふぃふてぃーん―）」に決まった。栗山英樹監督（５６）が２４日、札幌市内の球団事務所で会見し発表。「北海道の道でもある。今年は優勝するしかない。僕の中ではその道は見えているつもり」。指揮官は新スローガンを胸に日本一奪還へ突き進むことを誓った。

　社内で応募した７９の案の中から決定した。１８年は本拠地を北海道に移転して１５年目の節目。さらに幕末の探検家・松浦武四郎によって北海道と命名されてから１５０周年。スローガンには北の大地の期待を一身に背負い、信念を貫き通し、結果に行き着く道筋を考え野球の道を究める決意を表した。１５を意味するＸＶはＶが３つ組み合わさっており、２００６年、１６年以来、北海道で３度目の日本一を目指す意気込みも込められる。

　ロゴデザインは帯広市出身の書道アーティスト萃美（すいび）氏の作品。部首のしんにょうは北海道の形になっており、赤、ゴールド、青のチームカラーで描かれた大小１５０個の丸は、北海道１５０周年の１年１年の積み重ねを表現している。「北海道と命名した松浦武四郎の勇ましさや心の強さ、ぶれなかった信念、そして人を大切に思いやる心を表現しています」と萃美氏は球団を通してコメントした。