【ロッテ】ドラ1・安田、“ボンズ打法”で1軍生き残る

スポーツ報知
練習後に雪かきをする安田

 ロッテ・井口資仁監督(43)が25日、ドラフト1位・安田=履正社高=を2月の石垣島キャンプ以降も1軍に帯同させる考えを明かした。都内で行われた12球団監督会議後、大型ルーキーの育成法について「できれば実戦でずっと使っていきたい。1軍から外れると実戦感覚が空いてしまうので」と説明。沖縄本島に移動となる20日以降も実戦感覚を磨かせるとした。

 この日、新人合同自主トレ(ロッテ浦和)を打ち上げた安田は室内練習場でのフリー打撃に臨み、すり足でタイミングを取りながら快音を連発した。イメージはメジャー通算762本塁打のバリー・ボンズだといい「自分は体がでかいので、目いっぱい体を使わなくてもボールが飛ぶのが理想。メジャーリーガーも大体の選手がコンパクトな(フォームの)イメージ。自分もそういうふうにしたい」。

 研究熱心な18歳は動画サイトを見て02年の日米野球(東京D)のボンズの看板直撃弾に仰天。「すごかった。あんな感じになりたい」とコンパクトな振りから爆発的な飛距離を生む“ボンズ打法”にヒントを得た。未来の和製大砲は英才教育と貪欲な姿勢で力をつけていく。(長井 毅)

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