【ソフトバンク】柳田、侍背番号コレクションを「やめてくれと言われるまで変える」

スポーツ報知
14年侍ジャパンでは44をつけた柳田

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手(29)が28日、仰天のプランをぶち上げた。3月3、4日(ナゴヤD、京セラD)に行われるオーストラリア代表との強化試合で、3年ぶりに侍ジャパンに復帰する和製大砲。「背番号を何番にしようかな。『やめてくれ』と言われるまで変え続ける」と、日本代表に選ばれる度、背番号の違うユニホームをゲットする珍計画を明かした。

 侍ジャパンでは所属球団と同じ背番号をつけるケースが多く、かぶった場合は年長者が優先されることが通例。入団時に「44」で2015年から「9」を背負う柳田も既に「44」の侍ユニホームは入手しているが、同じ背番号には興味がない。「いろんな番号があった方がみんなが喜ぶし、楽しい」。自称カープ男子の柳田なら候補に挙がるのは少年時代に憧れた野村謙二郎氏の「7」や、ミスター赤ヘルこと山本浩二氏の「8」。また、恩師・王会長の「1」などチームでは他の選手が背負う番号か。代表メンバーが確定すれば、空き番号からお気に入りを探すつもりだ。

 2年後の20年東京五輪までの日本代表のスケジュールは未定。だが、例年通りなら開幕前とシーズン終了後の2度、強化試合が行われ、五輪本番も含めると6枚前後の“新ユニホーム”を手にできる計算になる。「オリンピックに出たいし、そこまで結果を出し続けたい。違う背番号のをゲットできるように、何回も選ばれるように頑張りたい」。15年にトリプル3を達成するなど走攻守で球界トップクラスの力を誇る柳田は、稲葉ジャパンに欠かせない存在。金メダル獲得とともにユニホームコレクションもモチベーションに、結果を残し続ける。(戸田 和彦)

野球

×