NPB、セカンドキャリアアンケート「引退後の生活に不安を感じている」

スポーツ報知
昨年11月、合同トライアウトに出場した選手

 日本野球機構(NPB)は30日、昨年10月のフェニックス・リーグ期間中に若手選手を対象に行った「セカンドキャリアに関するアンケート」の結果を発表した。

 アンケートの実施は今回で11度目。回答したのは18歳から33歳までの235人で、80%が独身。平均年齢は23・3歳、平均在籍年数は5・7年、平均年俸は836万円。

 「引退後の生活に不安を感じている」と答えた選手は全体の64%で、不安要素(複数回答)は「収入」(44%)と「進路」(43%)が上位を占めた。

 退団後の希望進路(複数回答)で「やってみたい」または「興味がある」と答えた仕事は「高校野球の指導者」(63%)が11年連続でトップ。2位以下は「一般企業の会社員」(57%、前年2位)、「大学・社会人野球の指導者」(56%、同3位)、「社会人・クラブチームで現役続行」(54%、同5位)、「プロ野球の指導者」(53%、同4位)だった。アンケート結果の詳細はNPB公式サイトで公開されている。

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