読売テレビで星野仙一さん追悼番組…原辰徳さん「胸ぐらだけはつかもうと」乱闘時に心構え

スポーツ報知
握手を交わす星野さんと原さん

 先月4日に膵臓(すいぞう)がんのため、70歳で亡くなったプロ野球の名将・星野仙一さんの追悼特番「あすリートPlus さらば闘将~星野仙一が伝えたかったこと~」が4日午後4時25分から大阪・読売テレビで放送される(関西ローカル)。

 元中日投手で、監督として中日、阪神、楽天を率いた。番組では2002年に阪神監督に就任し、翌03年にリーグ優勝に導いた2年間の密着秘蔵映像などとともに、ゆかりのある野球人にインタビューして、闘将の人間性に迫る。

 03年の阪神Vで活躍した赤星憲広さん(41)は中日の地元・愛知県出身とあって「野球を始めたころからずっと星野さんを見て育ち、野球に対する姿勢を学んだ気がします」と、改めてリスペクト。試合中のミスで激怒された翌日に結果を出し、初めて褒められたというエピソードも披露。ナビゲーターのますだおかだ・増田英彦(47)は「怒った後にも、しっかりフォローを入れられる、そういう繊細な方だったんですね」と感嘆した。

 また、前巨人監督・原辰徳さん(59)もVTRでインタビューに応じ、監督として星野さんと対峙(たいじ)した経験を振り返り「もし何かあって、星野さんが(手をあげながら)来られた時は、僕は胸ぐらだけはつかもうと思いました。これは初めて言いますが、そのぐらいの気持ちで星野さんとの戦いには臨んでいました」と、乱闘に至った際は“ケンカ上等”の覚悟だったことを明かす。

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