【日本ハム】ドラ3位・田中瑛、初ブルペン「気持ちよく投げました」

スポーツ報知
初のブルペン入りで力強いボールを投げたドラフト3位・田中瑛

 日本ハムドラフト3位・田中瑛斗投手(18)=柳ケ浦高=が3日、節分に“けが払い”を願った。沖縄・国頭村でのキャンプ3日目。豆まきはしなかったが、キャンプイン後、初のブルペン入り。ノーワインドアップから立ち投げで10球。捕手を座らせ、26球を投げ込んだ。

 高校時代は寮で必ず豆まきをしたが、今年は初ブルペンが代わりに。野球人生で大きな故障はなかったものの、細かなけがが多かったという。“鬼”はけがのようで「けがをはらいたい」と願いを込めた。

 キャンプ3日目が終わり、「だいぶ疲労もきている」とお疲れの様子。朝から夕方までの激しい練習で体力を落とさず、体重を増やすため、バイキング形式の食事では栄養士から指導されたメニューを忠実に口に運び、体力回復を図っている。

 18歳の潜在能力に荒木大輔2軍監督(53)も「球の伸びがすごいよ。緊張も見せない。いい意味で高校生らしくないね」と絶賛。監督のお墨付きを得た8頭身のイケメン右腕は「きょうは『気持ちよく投げなさい』と言われていたので気持ちよく投げました」と笑顔。けがを追い払い、勝利を呼びこむ投手を目指す。(秦 雄太郎)

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