【オリックス】侍・稲葉監督、ドラ１田嶋に熱視線　山岡、吉田正にも注目

　侍ジャパンの稲葉篤紀監督（４５）が４日、オリックスの宮崎春季キャンプを視察した。ブルペンにも足を運び、黒木、近藤らの注目選手ほか、ドラフト１位左腕の田嶋＝ＪＲ東日本＝にも熱視線をおくった。

　若手投手陣の印象を問われた指揮官は「黒木投手は非常に力強い球を投げていた。近藤投手もけがなくやってくれたら」と振り返り、ドラ１左腕の田嶋に対しては「低めにしっかり投げていたし、今後、非常に楽しみな投手が出てきた」と期待感を隠さなかった。

　さらに、期待する選手として、この日はブルペン入りしなかった右腕の山岡や、スラッガー候補の吉田正の名前を挙げた。オフに腰の手術を受け、キャンプ２軍スタートとなった吉田正については「あれだけのフルスイングで飛ばす左打者は、（ソフトバンクの）柳田選手がいますけど、なかなかいない。代表になれる選手なので。これからも見て行きたい」と、今季のレギュラー定着を期待していた。