【日本ハム】斎藤佑樹、順調な調整も「練習でいいとか悪いとかは関係ない」

　【スコッツデール（米アリゾナ州）２月３日（日本時間４日）】日本ハムの斎藤佑樹投手（２９）が、キャンプ２度目のブルペン入りした。キャンプ初日はキレのある直球を中心に４２球を投げたが、この日は変化球をふんだんに織り交ぜて２９球。「試合の中をイメージしながら配球を考えた」と、左右の打席に交互に打者を立たせ、右打者にはカットボール、スライダー、左打者にはツーシーム、チェンジアップを投げ分けた。

　１０日（日本時間１１日）の韓国ＫＴ戦で今季初のマウンドを迎える予定で、「逆にインコースとかも（攻めたい）」と意欲。キャンプ３日間で２度のブルペン入りと順調な調整を見せているが、「練習でいいとか悪いとかは関係ない」と慎重さも欠かさなかった。

　昨オフに大谷がエンゼルスへ移籍し、先発ローテに大きな穴が空いた今季へ向け「チャンスだと思っている」とキッパリ。プロ８年目を迎える右腕が、今季初実戦へ準備を進める。