【中日】福田、3発で東海大相模出身・小笠原を圧倒!神奈川対決は横浜に軍配

スポーツ報知

 中日の福田永将内野手(29)が4日、沖縄・北谷キャンプでフリー打撃を行い、小笠原慎之介投手(20)と対決。18スイングで3本のサク越えを放ち、横浜高と東海大相模高の“神奈川名門校対決”を制した。

 本格化を予感させる大アーチが左中間場外に消えていった。内角の直球をフルスイングした推定130メートルの特大弾。「球がメチャ速いなと思ったんで気合入れて打ちました。142キロ? もっと速く感じました。球種が分かっている中で、投手も気合を入れている。失礼のないようにやりました」と全力勝負を振り返った。

 この一撃でムキになったのかと問われて「ムキムキムキ!」と答えたのが小笠原だ。そこから内角の直球を3球続けたが、左越えの長打、中前打、左翼フェンス直撃の長打と、返す刀でことごとく仕留められた。「きれいに持っていかれました。サク越えだけは…と思ってたんですけどね」と悔しそうに眉をしかめた。

 2015年夏の甲子園で東海大相模高を優勝に導いた小笠原。宿命のライバル・横浜高出身の福田との対決を終えて「(どっちが勝った?)ダントツで横浜でしょ。きょうのところはね。これからどうなるか分からないですけど」とリベンジを予告。伝え聞いた福田は「それだったら負けるわけないじゃないですか」とニヤリ。竜の神奈川対決は、第2章へと続く。

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