【オリックス】今秋ドラフト上位候補に大阪桐蔭・藤原恭大外野手リストアップ

スポーツ報知
大阪桐蔭高・藤原恭大外野手

 オリックスが今秋のドラフト上位候補として、オリックス・ジュニア出身の大阪桐蔭高・藤原恭大外野手(2年)をリストアップしていることが5日、分かった。昨夏のU―18日本代表で1番を務め走攻守三拍子そろい、ジュニアチームに所属していたことにも注目。オリックスはすでに、元近鉄外野手で太田暁打撃投手を父に持つ天理高・太田椋(りょう)内野手(2年)もリストアップしており、地元・関西の“ジュニア選手”を密着マークしていく姿勢だ。

 藤原は昨春の甲子園決勝で2年生ながら初回先頭打者弾を含む2発を放つなど、高校通算21本塁打のパンチ力は十分。オリックスジュニアで「ジュニアトーナメント 2012」に出場した小学6年時には日本ハムジュニア戦で2ランを放ってベスト4に貢献しており、球団との縁も深い。

 楽天・藤平がロッテジュニア出身、DeNA・高城がホークスジュニア出身と、ジュニア在籍経験とプロ入りに直接の関連性はないが、昨年のドラフトで楽天ジュニア出身の西巻が楽天に入団した例もある。「関西に良い高校生がいるが、近年は獲得していない。地元から良い選手を獲りたい」とオリックス関係者。今春のセンバツにも出場する元オリックスジュニアに、今後も注視していく。

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