【DeNA】筒香ら侍ジャパン候補は7人…稲葉監督が熱視線

スポーツ報知
侍ジャパン・稲葉監督(左)の前でフリー打撃を行う筒香(カメラ・池内 雅彦)

 伸び盛りのDeNAが、20年東京五輪をジャックだ。侍ジャパン・稲葉篤紀監督(45)が6日、宜野湾キャンプを訪問し、打撃投手として登板した今永、石田、浜口の左腕トリオを「非常に楽しみ。今後も見ていきたい」と期待。さらに、ラミレス監督から高卒2年目外野手・細川の推薦を受けた。すでに3月の強化試合、オーストラリア戦(3月3日・ナゴヤD、同4日・京セラD)の出場が決まっている筒香、山崎康に加え、昨年のU―24代表の桑原と、現時点で7人の五輪候補がひしめいている。

 視察を終えた稲葉監督は満足そうだ。昨季、19年ぶり日本シリーズ進出のDeNAには、五輪での活躍を予感させる選手が多くいた。昨季11勝の今永に加え「浜口選手のチェンジアップは独特。石田選手はキレのいい直球。アジアは特にいい左打者が多いし、左投手は非常に有効」とレフティー3人衆に熱視線を送った。

 侍の主力2人とも会話を交わした稲葉監督。「(筒香は)4番という考えは変わりません。(山崎康は)後ろ(抑え)を任せるという話をさせてもらった」と信頼を寄せた。さらに19歳の細川も、フリー打撃で左越えに場外弾を放つなど順調。「力強い打撃。まだ2年半あるので出てくる可能性は十分」と要チェック選手として掲げた。

 筒香は、代表候補が目白押しのチームについて「すごくチームとしてうれしい。ジャパンの雰囲気を感じることは勉強になる。一人でも多く感じてほしい」と大歓迎。本拠地・横浜スタジアムが主会場となる2年後。多くのベイ戦士で地元を盛り上げる期待と可能性は十分だ。(岸 慎也)

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