【ロッテ】涌井、開幕&出産立ち会いへペースアップ

スポーツ報知
ブルペンで投球練習をする涌井

 ロッテ・涌井秀章投手(31)が6日、石垣島キャンプ初のブルペンに入った。捕手を立たせ、直球のみ29球を投げた。井口監督は「彼には自分のペースでと言ってある」と調整を一任。4年連続、現役最多9度目の開幕投手に向けて順調なスタートを切った。

 気温14度。肌寒い風が吹く中、昨年と同じキャンプ第2クール初日のブルペンに一番乗り。涌井本人がコメントすることはなかったが、見守った清水投手コーチは「今後は(ブルペンに入る)回数も増えていくと思います」と“ペースアップ”を示唆した。もえ夫人が2月下旬に第1子を出産予定で、涌井は出産に立ち会うつもり。早めの調整で、今後に余裕を持たせておく狙いもある。

 3月30日の楽天との開幕戦(ZOZO)に向け、指揮官は「そこ(涌井)を脅かすというか『そこは俺だ!』という選手が出てきてほしい」と願った。逆を言えば、本命は揺るぎないことも確かだ。(長井 毅)

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