【ロッテ】ドラ1・安田、「4番サード」で“実戦デビュー”へ

スポーツ報知
挟殺プレーの練習でハッスルする安田

 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18)=履正社高=が、10日の紅白戦で紅組の「4番・三塁」で“実戦デビュー”することが8日、決まった。井口監督は「球団もそういう(将来の4番という)思いで見てほしい。打撃コーチが決めて、即決だったのでその打順でいこうと思っています」と説明。未来の和製大砲に“英才教育”を施すとした。

 1、2軍の振り分けに大きく影響する紅白戦での打順を聞いたドラ1は、「ホントですか!?」を4回も連呼。驚きの表情を浮かべながらも、「期待に応えないといけない。近い将来、チームの主軸としてやっていけるように」と、強い決意を示した。

 この日は侍ジャパン・稲葉監督が石垣島キャンプを訪問。昨夏のU―18高校日本代表の練習試合を激励した際に、2本塁打を放った安田をかねて評価していたといい、「ジャパンにとっても、野球界にとってもああいう若い選手が出てくるのは非常にいいこと。高卒1年目であれだけの強いスイングができるというのはこれから楽しみ」と、2020年の東京五輪のトップチーム入りに期待を寄せた。

 「また日の丸をつけて戦いたい。大きな目標を持ちつつ、一歩一歩成長していきたい」と安田。まずはデビュー戦から大きな一歩を踏み出す。(長井 毅)

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