【中日】松坂よ!日本でもう一花…斉藤コミッショナーが熱いエール

スポーツ報知
ボールは落とさずニッコリ

 中日・松坂大輔投手(37)が9日、視察に訪れた斉藤惇コミッショナー(78)から熱いエールを受けた。今キャンプ最多の77球を投げ込んだ右腕に「(ヤクルトの)青木さんもそうですが、もう一つ頑張って、しっかり盛り上げてもらいたい」と期待を寄せた。

 新コミッショナーの切なる願いだ。日本人のメジャー挑戦を歓迎した上で「子どもたちは(松坂らを)英雄視しています。できたらアメリカで頑張っていた姿を、ぜひ日本で見せてもらいたい」と力を込めた。米球界で引退するのでなく、日本に戻ってプレーする雄姿を生披露することが、野球人口減少の歯止めの一つになると力説。そのモデルとして、松坂や青木を指名した。

 この日の背番号99は、今キャンプ4度目のブルペン入り。前回までの7割程度から「強く腕を振ってみよう」と、大野奨を相手に全球種を試した。直球の最速は140キロを記録。「いいとこも、悪いとこもはっきりしていた」と収穫を口にした。(嶋田 直人)

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