【広島】ドラ3ケムナ、「佐々岡カーブ」修行中…愛犬2匹と再会

スポーツ報知
実家で飼われている愛犬と久々に再会し、頭をなでるケムナ

 広島のドラフト3位、ケムナブラッド・誠投手(22)=日本文理大=が9日、今季中の1軍登板に向けて「佐々岡カーブ」習得に乗り出していることを明かした。佐々岡真司2軍投手コーチ(50)は現役時代、縦に大きく落ちるカーブを駆使し通算100勝100セーブを達成。ケムナは今キャンプで握りを教わったといい「これまで投げてきた自分のカーブと織り交ぜ、ものにできれば。球速100キロ台にできれば緩急がつく」と、最速151キロの直球とのコンビネーションで打者を翻弄する計画だ。

 この日は、日南市に伝わる伝統的な木造帆船「チョロ船」に体験乗船。5歳から高校まで同市で過ごしたハワイ生まれの右腕は、実家から訪れた愛犬のゴンとムサシにも再会した。ラブラドルレトリバーのゴンは現在16歳。人間の年齢では100歳前後に相当する老犬で、ケムナは「今季中には1軍に上がりたい。投げる姿をテレビで見せたい」と“ワン”ダフルな活躍を誓った。(種村 亮)

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