【日本ハム】斎藤佑樹が今季初実戦登板で２回無安打無失点の好投

　【スコッツデール（米アリゾナ州）】米アリゾナキャンプに参加中の斎藤佑樹投手（２９）が１０日（日本時間１１日）、今季初実戦となる韓国ＫＴ戦に登板した。

　０―０の３回から２番手でマウンドに立つと、３回は内野ゴロ３つで３者凡退。続く４回は１死から四球を与えたが、後続を空振り三振、投ゴロに抑えて２回無安打無失点と好投した。カットボール、ツーシームを交えて６つのアウトのうち、５つを内野ゴロで奪う内容を「ゴロで打ち取って、ボールを動かすというのを去年からずっとやっていた。そういう意味でも、ゴロが多かったのは収穫ですね」と振り返った。

　開幕ローテ入りへ好調なスタートを切ったが、「試合の中で甘い球もありましたし、相手が失投を捉えきれなかったという部分もあった」と反省も忘れず。次回登板は未定だが、「もう一度ブルペンで見直して、試合で結果を出せるようにしたい」と気を引き締めていた。