【西武】外崎、ユニホーム忘れ辻監督から借用 ヤジに発奮 無失策で切り抜けた 

スポーツ報知
ユニホームを忘れ、辻監督のユニホームを借りてシート打撃で打席に立つ外崎

 えっ!? 辻監督が打席に? 西武の外崎修汰内野手(25)が12日、1日限定の“辻監督”に変身した。ウィンドブレーカーを脱ぎ、ユニホーム姿になったバットマンの背中には何と背番号「85」。「あんまり言いたくないですけど…。ユニホームを(宿舎に)忘れました。(監督に)バレて、『俺、着ないから着ろよ』と言われました」と大失態を告白。観客の目は点になっていた。

 シート打撃ではかつての指揮官と同じ二塁に就き「エラーしたら、なんか言われると思ったのでガッチリいきました」と無失策で切り抜けた。打席に立つと周りからは「背番号~」とヤジが飛び、メヒアからは「ツジカントク~」とちゃかされた。結果は投犠打と遊ゴロに終わり、93年に打率3割1分9厘で首位打者を獲得した辻監督のようには、惜しくもなりきれず。

 今季から、かつて辻監督が背負った背番号「5」を継承するが「意識はそこまでない」。攻守で結果を残し、辻発彦のような存在感を醸し出す。(小林 圭太)

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