【日本ハム】清宮、紅白戦で“走者デビュー”緒方野手総合コーチは「あるかも」

スポーツ報知
全体練習後にダッシュを繰り返した清宮

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、12日(日本時間13日)の紅白戦(スコッツデール)で“走者デビュー”する可能性が浮上した。10日の韓国KT戦では途中出場で一塁に就き、守備のみで実戦デビュー。紅白戦も同様に打席には立たない予定だが、緒方野手総合コーチは「代走? あるかもしれないね」と実戦で走塁センスを確かめる考えを明かした。

 清宮は、右手親指の骨挫傷の影響で回避していた打撃練習を10日に再開。この日は、上からつるした球を33球打った後、キャンプで初めてトス打撃を12球打ち返した。動いている球を打つのは1月29日以来とあって「まだ(感覚が)なまっている」と振り返りつつも、「やっていくうちに慣れるかなと思います」と前向きに捉えた。

 うれしい出来事もあった。この日、キャンプ地を訪問した大谷とクラブバウス内で再会。球団関係者によると「イエーイ!」とグータッチを交わし、先に海を渡った先輩からパワーをもらった。紅白戦では、1イニングの表裏で連続して守備に就かせて、守備機会を増やす特別ルールも検討されており「出られたら出たい」とアピールに燃えていた。

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