【ヤクルト】石川、フリー打撃で青木&バレ斬り「バランス良く投げることを意識しました」

スポーツ報知
ランチ特打で青木と対戦する石川

 ヤクルト・石川雅規投手(38)が14日、今キャンプ初めてフリー打撃に登板。野手最年長の青木、主砲のバレンティンを相手に、59球で安打性の打球7本に抑え込み、順調な調整ぶりをアピールした。

 打者との空間を制圧していた。「バランス良くしっかり投げることを意識しました。調整中とはいえ、ああいうバッターに投げられてよかった」。力で押してファウルを奪い、技で巧みにかわすベテランらしい投球。通算217発の助っ人から空振りを奪った場面では、スタンドに響き渡るほど絶叫させた。

 第2クールまでの11日間でブルペン入りは実に8度。2歳下の青木が「真っすぐがピッとくる。スライダーもすごくキレていた」と口にすれば、バレンティンも「イシカワサン、ナイスボール」とお手上げ。暖かさが戻った沖縄で、17年目を迎えたベテランの充実ぶりが際立っている。(田島 正登)

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