【中日】高校生ルーキー3投手が1軍ブルペンで初投球!森監督、目細め「楽しみ」

スポーツ報知
ブルペンで力投する新人の(左から)山本拓、清水、鈴木博、石川翔ら

 中日の支配下ルーキー4投手が15日、沖縄・北谷キャンプのブルペンに勢ぞろいした。

 ドラフト2位・石川翔投手(18)=青藍泰斗高=、同4位・清水達也投手(18)=花咲徳栄高=、同6位・山本拓実投手(18)=市西宮高=の高校生3右腕が2軍の読谷組から期間限定で“昇格”。途中から同1位・鈴木博志投手(20)=ヤマハ=も参加し、イキのいい投球を披露した。

 見守った森繁和監督(63)も「高校生があれだけ投げてくれたら楽しみ」と目を細めるほどだった。

 石川翔はスムーズな体重移動から右手の指先に全身の力を込めるような美しいフォームで、直球は最速143キロをマーク。「隣で鈴木さんがえげつない球を投げていた。負けたくない」と不敵に笑った。

 清水は真上から投げ下ろすような角度のある最速140キロのボールを披露。「直球よりも制球に自信がある」というスプリットも低めに決めて「2軍とは違った緊張感を味わえた」と満足そうに振り返った。

 山本拓もゆっくりしたノーワインドアップから167センチの体全体を急激に振り切る渾身(こんしん)の投球で最速は138キロ。カットボールがミットの直前で大きく変化したため、捕手の木下拓が捕逸するシーンもあり「持ってる力を出せた」と胸を張っていた。

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