【日本ハム】栗山監督、キャンプ入りの大谷を緊急視察「この歴史的な日を…」

スポーツ報知
日本ハム・栗山監督(左から2人目)と記念撮影する(右から)ソーシア監督、大谷、(1人おいて)エプラーGM(LA Angels提供)

 【テンピ(米アリゾナ州)14日=小谷真弥、金岡美佐】エンゼルスの大谷翔平投手(23)が豪快なアーチ攻勢でマイク・ソーシア監督を驚かせた。バッテリー組のキャンプ初日を迎え、日本ハム・栗山英樹監督ら古巣関係者も駆けつけたフリー打撃では33スイングで知将の“本塁打要求”へ応える一撃を含む7本のサク越えをマーク。投手練習後に捕手組に入っての参加で、メジャー二刀流の実現へまずはバットでアピール。花巻東高から憧れていたメジャー挑戦への大きな一歩を踏み出した。

 まな弟子の大谷を緊急視察した日本ハム・栗山監督は自軍のアリゾナキャンプを打ち上げ、その後エ軍のエプラーGMに連絡を取って車で移動。大谷のフリー打撃に本塁後方から熱視線を送った。「『なんで来てるんだよ』と思っているはず。ただ悪いけど、こんなに近くにいてこの歴史的な日を…。野球の神様が、行かないといけないと思っちゃったんだな」と話した。チームはこの日の夜に米アリゾナ州から空路で2次キャンプ地の沖縄へ移動。「一ファンとして応援している」とエールを送った。

野球

×