【ヤクルト】広岡2安打2盗塁アピール成功!宮本ヘッドも評価

スポーツ報知
2回2死一塁、打者・藤井のとき二盗を決めた広岡

◆練習試合 ヤクルト5-5ハンファ(韓国)=特別ルール=(15日・浦添)

 ヤクルト・広岡大志内野手(20)が15日、3年目の遊撃レギュラー獲得へアピールに成功した。対外試合初戦となる韓国・ハンファ戦にチームで唯一フル出場し、2安打1打点2盗塁。「結果が出ないとレギュラーになれない。どんな形でも結果が出たのは良かったです」と目を輝かせた。

 積極的な姿勢が光った。4回1死二、三塁。体勢を崩されても中前に運び、2回に続いてすかさず先の塁を狙った。大引の故障もあり、遊撃の定位置は激戦区。将来の侍ジャパン入りを稲葉監督に推薦した宮本ヘッドコーチは「第1段階はいいアピールができている」とあらためて評価した。

 広岡を含め、走塁改革に挑むチームは計6盗塁。成長途上のチームを河田外野守備・走塁コーチは「カープに行った時を思い出した。オープン戦の最初はやみくもな感じがあったけど、一生懸命やっていた」と昨季まで指導したV2軍団に重ね合わせた。(田島 正登)

 ◆広岡 大志(ひろおか・たいし)1997年4月9日、大阪市生まれ。20歳。智弁学園高では2年春夏の甲子園に出場。2015年ドラフト2位でヤクルト入り。16年にDeNA・三浦の引退試合でプロ初打席本塁打。同年オフにU23W杯日本代表。183センチ、81キロ。右投右打。年俸700万円。

野球

×