【楽天】高梨、1イニング6安打7失点 梨田監督「いい経験になったかな」

スポーツ報知
試合後、佐藤コーチ(中央)から指導される(左から)高梨、戸村、藤平、小野、池田、ソン・チャーホウの投手陣

◆練習試合 阪神10―1楽天=特別ルール=(16日、宜野座)

 楽天・高梨雄平投手(25)が、阪神打線の勢いに飲まれた。6回に3番手でマウンドに上がったが、1イニングで6安打7失点。昨季は46試合、43回3分の2で自責点がたった「5」だった男が、練習試合だったとは言え、阪神打線につかまった。

 貴重なリリーフ左腕として大きな期待をする梨田監督は「去年よりもコントロールがよくなりすぎてストライクがどんどん入っちゃうからね。去年は2ボールとか3ボールから打ち取ったりとかだったけど、ちょっとまとまりすぎた部分があるので、逆にいい経験になったかなと思う。1イニング7点だからね。なかなか見られないよね」と驚きを隠せなかった。あくまで調整段階での投球だったこともあり、2年目左腕を責めることはなかった。

 この日視察した侍ジャパン・稲葉監督も「打たれたときの立ち振る舞いや打たれたボールを見ることができた」と収穫を口にしていた。

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