【日本ハム】末沢オーナー辞任、後任は畑社長が最有力

スポーツ報知
日本ハムの末沢寿一オーナー

 日本ハムの末沢寿一オーナー(63)が3月下旬で辞任することが16日、分かった。親会社の日本ハム前執行役員の男性が昨年10月、羽田空港のラウンジで、航空会社の女性従業員に性的な内容を含む不適切な発言をしていたことが判明。15年から球団オーナーを務める末沢前社長も現場に同席しており、2人は今年1月29日付で辞任。球団幹部は「オーナー職も辞めることになる」と明かした。次期オーナーは日本ハム・畑佳秀社長が最有力とみられる。

 昨年10月下旬、日本ハムは航空会社から申告を受け、社内調査で事実が発覚。航空会社に謝罪した。2人から辞任の申し出があり、1月末の臨時取締役会で副社長の畑氏が社長に昇格。日本ハムは「要職にあった者が不適切な発言をしたことは極めて遺憾」としている。

 球団では3月下旬の取締役会、株主総会で次期オーナーを決定する。球団幹部は「親会社の畑社長が妥当」と語った。

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