【阪神】ロサリオ場外弾でファンあわや

スポーツ報知
坂井オーナー(後方左)と金本監督(後方右)が見つめる中、フリー打撃で快打を飛ばすロサリオ

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(28)が17日、沖縄・宜野座キャンプのフリー打撃で2度目の場外弾を放った。金本監督と並んで立っていた坂井オーナーの肩をポンポンとたたき、自信満々にゲージ入り。思い切り引っ張った打球は、左翼後方のネットを超える推定飛距離160メートルの特大弾となった。打球は、球場通路のカラーコーンを直撃。付近ではサイン会の抽選待ちのためファンが行列を作っていたが、幸いにもケガ人は出なかった。球場警備員も突然白球が舞い込み「何が起こったのかと思いました」と驚いていた。

 ロサリオは8日のフリー打撃でも推定170メートルの場外弾を披露。危険防止のため、同日から後方の道路は、練習中の車両の通行止めが決まっていた。規格外のパワーを誇るロサリオ対策に、球場側は来春以降、現在14メートルのネットを高くする予定だ。

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