【日本ハム】ドラ2西村、1回無安打2Kデビュー「95点くらい」

スポーツ報知
紅白戦で1回を無安打2奪三振、打者3人で抑えたルーキー西村

◆紅白戦 白組5―4紅組=特別ルール=(17日・国頭)

 日本ハムのドラフト2位・西村天裕投手(24)=NTT東日本=が17日、完全デビューを飾った。沖縄・国頭村で行われた1、2軍紅白戦に白組の2番手で登板。最速150キロの直球で1回無安打2奪三振と打者3人に完璧な投球を披露した。

 会心の直球がミットを突き刺した。矢野、森本を打ち取り2死走者なし。3人目の市川を、見逃し三振で切って落とした。球団関係者のスピードガンの数字はこの日最速の150キロ。「いい感じでアピール出来てました。良い点数を上げられる。95点くらい」。最速154キロの剛腕は満足気に笑った。

 持ち味を発揮した。直球が軸。森本から空振り三振を奪ったのは外角のカットボール。「真っすぐの軌道に乗せて入っていけた。変化球を見せての真っすぐが自分の投球スタイル」。自慢の直球とのコンビネーションがプロでも通用することを証明した。

 春季キャンプ前半は1軍の米アリゾナ州に帯同する可能性もありながら、2軍スタート。反骨心に火がついた。右腕の仕上がりに「1軍でも勝負できる。2軍でいい感じに調整してくれた」と栗山英樹監督(56)はにやり。評価を上げる即戦力右腕は「(先発か中継ぎ?)どこでも。1軍に食らいつきたい」とがむしゃらに上の舞台を目指す。

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