【日本ハム】堀、2回4K!新球カットに手応え

スポーツ報知
6回から登板した3番手・堀は2回を無失点の好投

◆練習試合 阪神0―0日本ハム=特別ルール=(18日・宜野座)

 日本ハムの堀瑞輝投手(19)が18日、“田口先輩直伝”のカットボールで成長をアピールした。

 沖縄・宜野座村での阪神との練習試合にリリーフ登板。広島新庄高で3学年上の巨人・田口から教わった新球を交え、2回を、3者連続を含む4奪三振で無失点に抑えた。侍ジャパンの3月3、4日のオーストラリアとの強化試合に選出される左腕は「順調に来ている」と胸を張った。

 内角めがけて、思い切り腕を振った。7回2死、右打者の北條にフルカウント。先輩直伝のカットボールで見逃し三振に仕留めた。昨年11月のアジアチャンピオンシップ(U24侍ジャパン)に最年少で参加。その際、田口から教わった。「スライダー(のキレ)を戻すために『やってみたら』と教わった。有利なカウントで使える。自信を持っていきたい」。投球の幅を広げる新球は手ごたえ十分だ。

 1年目の昨季は、先発1試合を含む計4試合で1敗。栗山英樹監督(56)は「後ろ(救援)はできる。できない方をしっかりやってほしい」と、先発ローテ入りも期待する。16年ドラ1左腕にとって、キャンプを1軍で始動した今季は勝負の年。「開幕で1軍にいられるように頑張りたい」。活躍が先輩への最大の恩返しになる。

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