【日本ハム】松本剛、休日返上で微妙なズレ修正

　日本ハムの松本剛内野手（２４）が休日返上で打ち込んだ。春季キャンプ休養日の２０日、沖縄・名護市の室内練習場で約１時間のマシン打撃。侍ジャパンの３月３、４日のオーストラリアとの強化試合に選出された若武者は「最初から、体は動かそうと思っていた。正直（実戦で）良くない打席もあって」と、打撃の微妙なズレを修正した。

　実戦の反省をフィードバックした。１７日の紅白戦では５打数２安打と存在感を見せたが、１８日の練習試合・阪神戦では３打数無安打。「いい打席と悪い打席の差が激しい。なんとか良い方向にしたい」。練習試合が主となる最終クールに向け、休んではいられなかった。

　昨季はプロ６年目で初の規定打席に到達し、打率２割７分４厘をマーク。１１月には侍ジャパンの一員としてアジア王座獲得に貢献した。大会ではベストナインにも選出された。

　“一発屋”ではなく、継続して結果を残す重要性は重々承知している。「今年は、自分にとって大事になってくる。なんとか良い形でシーズンを迎えられるようにしたい」。今季は目標の打率３割を達成し、チームでの存在感も確固たるものにする。