【日本ハム】侍J選出の松本剛に緒方耕一コーチが“自由のススメ”

スポーツ報知
初回1死で右翼線二塁打を放った松本剛(手前は緒方野手総合コーチ)

 日本ハムの緒方耕一野手総合コーチ(49)が22日、侍ジャパンに選出された松本剛内野手(24)に自由のススメを説いた。

 練習試合の韓国・サムスン戦で、1点リードの3回無死一塁。2番・松本が1ボールの後、バットを寝かせて構えると、三塁コーチャーの緒方コーチが「タイム」と叫び、サインを出し直した。「『打て』なのに、バントの構えをしたから。あそこはサインが1球、1球、変わったからね」。2ボール1ストライクからバントがファウルになった後は、ヒッティングに切り替えて二飛。それでも初回に右翼線二塁打、9回にも右前打と逆方向への高い意識は感じ取れた。

 「対応力があって、いろんなことができる選手。走者を前に進めようとするチーム打撃はいいけど、フリーで打てる場面では、もっと自由に打っていい」と緒方コーチ。日本代表として能力の高さを認めているからこそ、さらなる成長を求めた。

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