【日本ハム】ドラ5・北浦、フリー打撃初登板で合格点

スポーツ報知
フリー打撃に登板した後、ブルペンで調整する北浦

 日本ハムのドラフト5位・北浦竜次投手(18)=白鴎大足利=が、21日の沖縄・国頭村での春季キャンプで初めてフリー打撃に登板した。

 プロの打者との“初対戦”の相手は昨年、打率2割9分5厘でイースタン・リーグ首位打者となった高浜祐仁内野手(21)。初球から得意の直球でいきなり空振りを奪った。「真っすぐを全力で投げました。1球目は自分の思っていた以上(の球)だった。自分でもびっくりしました」。直球のみで23球を投げ、16スイング。ヒット性の打球は3本だけと、堂々たる“デビュー”を果たした。

 伊藤剛2軍総合兼投手コーチ(41)は「このキャンプでここ(打撃投手)を一つの目標としてやってきた。持ち味である、真っすぐがきちんと投げられていた。十分だと思う」とたたえた。

 キャンプ中に、体つきも変わった。85キロだった体重が、88キロに増加した。背番号63は「出るご飯がおいしいので、おかわりしてます。高校ではあまりやってこなかった上半身の筋トレもやっている。筋肉面もついたのかな」と笑顔。技術も体も、実戦デビューに向けて着実に歩み始めている。(小林 圭太)

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