【中日】ドラ1鈴木博、1回0封 最速151キロ「自分の目指す投球ができている」

スポーツ報知
迫力満点のデビューとなった鈴木博

◆練習試合 ロッテ7―6中日=特別ルール=(22日・北谷)

 中日のドラフト1位・鈴木博志投手(20)=ヤマハ=が22日、ロッテとの練習試合で初めて対外試合登板。8回の1イニングを1安打1与四球の無失点に抑え、上々のデビューを果たした。先頭の三木に2球目の直球を中前に運ばれたが、球速はこの日最速の151キロ。続くペゲーロ、江村をいずれも中飛に仕留め、最速157キロ右腕は「普通ならオーバーフェンス。直球で押す自分の目指す投球ができている」と笑みを浮かべた。

 2死一塁で平沢を迎え、1ボールから外角高めに外れた149キロの直球は打者の手元で浮き上がり、捕手・加藤が捕り損ねるほどの威力(記録は捕逸)を見せた。巨人・中里スコアラーは「荒れていても球の力で抑えられる。浮き上がる球に打者はボール球でも手を出してしまう。攻略のカギはいかに甘い球を仕留めるか」と警戒を強めた。(田中 昌宏)

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