【楽天】松井、直球の質など確認しながら1回無失点

スポーツ報知
9回1死、一塁、松本を中飛に仕留めた松井

◆練習試合 楽天2―7日本ハム=特別ルール=(23日、金武町)

 楽天・松井裕樹投手(22)が、実戦初登板となったマウンドで1回1安打無失点と順調な仕上がりぶりをアピールした。

 5点ビハインドの9回にマウンドに上がった松井。杉谷を右飛、松本を中飛で打ち取ると、近藤には中前安打を浴びたが、渡辺を中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。15球全てがストレートだった左腕は「もちろん相手も真っすぐと分かっていたと思いますし、それでファウルを取れないと話にならないと思う。変化球を投げればある程度抑えられるのは分かっている。真っすぐの質や、どこに投げたいかということを課題にやっていました」と振り返った。

 「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」のオーストラリア戦(3月3日・ナゴヤD、同4日・京セラD)の侍ジャパンに選出されている松井。この日は稲葉監督も視察に訪れていた。守護神候補左腕の投球を見た指揮官は「オーストラリア戦はしっかり試合の中での投球をしてくれるんじゃないかなと思います」と期待を寄せていた。

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