【日本ハム】マルティネス、ローテに前進「変化球の感触もすごく良かった」

スポーツ報知
先発で2回1失点と好投したマルティネス

 日本ハムは23日、沖縄・金武町で楽天と練習試合を行った。新外国人右腕、前レンジャーズのニック・マルティネス投手(27)が先発し、実戦初登板を飾った。

 最速147キロの直球に、シンカー、カットボール、カーブなどの変化球も駆使した。暴投で1失点こそしたが、2イニングを1安打2奪三振無四球で切り抜けた。「打たれたヒット1本を除いては、真っすぐも良かったし、他の変化球の感触もすごく良かった」と手応えをつかんだ。

 日本のマウンドも問題はない。メジャー通算17勝の助っ人右腕は、早くも首脳陣の信頼を勝ち取っている。栗山英樹監督(56)は「非常にコントロールが良いし、精度があるので安心しました」と納得の表情。高橋憲幸1軍投手コーチ(46)は「まとまった良い投球ができている。日本の環境にもだいぶ慣れてきているみたいだね」と笑顔を見せた。

 この日で、春季キャンプを打ち上げた。今季、先発ローテ入りを期待される右腕は「早く札幌に行って、ホームで投げるのを楽しみにしている。日本一を目指したい」。新助っ人が、北海道の観客に笑顔を届ける。(小林 圭太)

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