【楽天】今江、1号3ラン 2の2&4打点「打った後イメージ」し結果

スポーツ報知

◆オープン戦 楽天7-5DeNA(25日・宜野湾)

 楽天の今江年晶内野手(34)は25日、DeNAとのオープン戦(宜野湾)で一発を含む2打数2安打4打点と猛アピールした。楽天移籍後、過去2年間は故障などに苦しみ不本意な成績に終わったベテランが、自身にとってのオープン戦初戦を最高の形で飾った。

 イメージ通りのスイングが快音を残した。5回1死一、三塁。DeNAの2番手エスコバーの直球を、左越え1号3ラン。「昨日の練習でスイングのイメージを変えてみた。その成果が出てよかった」。7回1死一、二塁でも中前適時打を放ち、4打点をマークした。

 24日の広島戦(沖縄)の試合中、欠場が決まっていたため屋内練習場で打ち込んだ。「今まで打つまでを考えてきたけど、打った後をイメージするようにした。試合でタイミングが取れず、探り探りだったけどはまった」。打ち終わりに、前でバットを放り投げる好調時の感覚をイメージしたことが、好結果につながった。

 梨田昌孝監督(64)も「4打点かな。(一発は)インローの球をうまく打った」とベテランの好仕上がりに目を細めた。「結果にこだわりたい。結果を出さないと立場的に厳しい。あとはけがをしないように」と話した今江。ウィーラー、アマダー、銀次らとの一、三塁争いの中で、存在感を示していく。(山口 泰史)

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