【ロッテ】大隣“鷹キラー”襲名で恩返しだ

スポーツ報知
大隣憲司

 ロッテの大隣憲司投手(33)が26日、“鷹キラー”襲名に名乗りを上げた。対外試合初登板となる27日の練習試合・ソフトバンク戦(アイビー)に向けて左腕は「倒さないと優勝は見えてこない。叩いていかないといけない。今からでも嫌な印象を植え付けられるように」と古巣との対戦に闘志を燃やした。

 この日、宮崎市内のグラウンドでの練習後には昔なじみのスタッフと再会した。宮崎市内で民間の野球用具販売関連会社に勤務する阿知羅次朗さん(57)だ。キャンプ中に宮崎市内のグラウンドを整備する“職人”は中日・阿知羅の実父。昨秋に戦力外通告を受けた後にもあいさつに行き、「次のステージが絶対あるから期待しているよ」とエールを送られた。ユニホームが替わっても、ずっと応援してくれていた大切な存在だ。

 ロッテ入団が決まった時には元チームメートから数多く祝福の連絡が入った。「ホークスと対戦することにワクワクしている」と大隣。感謝の思いを胸にマウンドへ上がる。(長井 毅)

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