【ロッテ】大隣が“古巣斬り”2回無失点の好投で開幕ローテ前進

スポーツ報知
試合前の練習中、内川(左)と笑顔で握手を交わす大隣(右奥は工藤監督、カメラ・岩下 翔太)

◆練習試合・ソフトバンク―ロッテ(アイビー・27日)

 ロッテの大隣憲司投手(33)が0―0の3回から2番手で登板し“古巣斬り”を果たした。四球を一つ与えたが、両コーナーと高低を丁寧に突いて2回無安打、無失点とほぼ完璧な投球を披露した。登板後は「0点に抑えられたらいいなと思っていた。楽しんで投げられました」と笑みがこぼれた。

 昨年限りでソフトバンクを戦力外になり、ロッテにテスト入団。元チームメートからは数多くの激励メールなど連絡が届いた。この日もマウンドに上がる際にはスタンドから歓声が耳に入った。「大きな歓声をいただいてうれしい気持ちになりました」と白い歯を見せた。

 対外試合初登板の好投で、今後は開幕ローテ争いにも入る。「結果と内容をこれから出して、何とか開幕ローテに入っていきたい」と先を見据えた。

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