【ロッテ】大隣、2回0封!古巣・ソフト斬りでローテ候補浮上

スポーツ報知
古巣・ソフトバンクとの練習試合で好投した大隣

◆練習試合 ソフトバンク1-2ロッテ(27日・アイビー)

 ロッテ・大隣憲司投手(33)が27日、ソフトバンク戦で対外試合初登板で2回無安打、無失点。“古巣斬り”で開幕ローテ候補に浮上した。3回から2イニング登板し最速は138キロをマーク。4回には柳田を内角直球で詰まらせて中飛に抑えた。「ギータ(柳田)の場合は緩急やコースを広く、高さも使わないといけない。バットに当たると飛ぶ距離が人とは違う。コースを広く使わないとというのは敵になって思う。内角を投げ切れて抑えられてよかった」と笑顔を見せながら球界最高峰の打者との対戦を振り返った。

 井口監督はチームの手薄な先発左腕事情を踏まえて「(左が)1枚入ってくれると大きい。何とかローテで回れるように結果を出し続けてほしい」と期待。大隣も「結果を出して開幕ローテに入っていきたい」と息巻いた。戦力外からはい上がった男が「楽しんで投げられた」という31球には「まだ、やれる」という意地が見えた。(長井 毅)

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