【ロッテ】柿沼、「開幕１軍」を目標に「このままでいきたいですね」

　ロッテ・柿沼友哉捕手（２４）が２８日、自身初の「開幕１軍」を目標に掲げた。「８番・捕手」で先発予定だった西武戦（サンマリン宮崎）が雨天中止。試合前には「チャンスなんで頑張りたい」と意気込んでいたが、天候には勝てず、「残念です。“雨男”じゃないと思うんですけどね」と苦笑いを浮かべた。

　日大国際関係学部から１５年の育成ドラフト２位で入団。昨シーズン途中で支配下登録をつかみ、１軍では８試合に出場した。現在は田村、吉田、江村らと激しい定位置争いをしているが田村が侍ジャパンに選出されたこともあり、今後も１軍に帯同予定で「今までオープン戦期間中も１軍にいたことがない。初めてです。開幕までこのままでいきたいですね」と言葉に力を込めた。

　室内練習場では約４０分間の特打を行い、鬱憤（うっぷん）を晴らすかのように黙々とバットを振った。３月１日にも練習試合の楽天戦（サンマリン宮崎）が組まれているが、「明日もスタメンであることを願っています」と井口監督に“お願い”しながら、帰りのバスに乗り込んだ。