【日本ハム】多田野氏が引退セレモニー ラストピッチは代名詞の山なりスローボール

スポーツ報知
引退セレモニーで花束を受け取った多田野(カメラ・橋口 真)

 日本ハムOBでBCリーグ・石川ミリオンスターズを昨季限りで引退した多田野数人氏(37)が、1日の国際親善試合・ラミゴ戦(札幌ドーム)の試合前に行われた引退セレモニーに登場した。多田野氏は今季からチーム統括本部プロスカウトに就任した。

 中田らから花束を受け取った多田野氏は、北海道での思い出を振り返り「今年からは裏方、スコアラー、スカウトとしてチームを支えていきます。ファンの方々の声援が選手を強くします。どうか選手に声援を送ってあげて下さい。今年は必ず優勝します」とファンに呼びかけた。

 セレモニーでは、現在はシカゴ・カブスでプレーするダルビッシュ投手もメッセージを寄せ「みんな多田野さんのことが大好きでした」「チームの雰囲気は多田野さんが来てから良くなったと思います」と一緒にプレーした思い出を懐かしそうに語った。

 ラストピッチでは、代名詞とも言える山なりのスローボールでファンを沸かせた。

 多田野氏は立大卒業後に米インディアンスなどでプレーし、2008~14年に日本ハムで活躍。15年に石川の投手兼コーチに就任し、17年NPBドラフト本指名を受けた3投手らを指導した。

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