【中日】新外国人捕手のA・マルティネス獲得…リナレス氏「肩強く期待できる」

スポーツ報知
中日入りが決まったA・マルティネス

 中日は2日、新外国人の育成選手として、アリエル・マルティネス捕手(21)と契約することが決定したと発表した。A・マルティネスはキューバ生まれ。背番号は210に決まった。

 2000年に所属したディンゴ(デーブ・ニルソン=現オーストラリア代表コーチ)以来となる外国人捕手。名前は「アリエル」とかわいいが、右投げ右打ちで190センチ、95キロの大男だ。キューバ国内リーグのマタンサスに所属した2017―18年シーズンは68試合に出場。打率2割6分4厘、6本塁打、28打点をマークした。

 昨季加入した育成のライデル・マルティネス投手(21)に次ぐ、“キューバの至宝”オマール・リナレス巡回コーチ(50)のコネクションで来日が決まった若き成長株。リナレス・コーチはA・マルティネスについて「1年前からキューバの最も高いレベル(国内リーグ)でやっている。肩が強いし打撃も悪くない。期待できる逸材だよ」と説明した。

 さらにR.マルティネスについても「球の速さと変化球のキレを併せ持つ。去年、中日で変化球の練習をして成長した。支配下に上がれるかどうかは自分次第。早くなってほしいね」と期待。「1日も早く、ここでバッテリーを組んでほしいと思ってるんだ」とナゴヤドームのグラウンドを見渡していた。

 リナレス・コーチは4日に離日。キューバで両マルティネスと合流し、3人で10日に再来日予定だ。

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