【侍ジャパン】4番筒香、つなぎの一発狙う

スポーツ報知
打撃練習する筒香(カメラ・保井 秀則)

 侍ジャパン・筒香嘉智外野手(26)が“つなぎの一発”を狙う。3日の豪州戦(ナゴヤD)は4番で起用されることが確実。「つなげるような打撃ができれば」と基本スタイルは崩さず「狙うというか、強い打球を打ちにいきたい」とホームランへの意欲も隠さなかった。

 先発が予想される元楽天の左腕・ブラックリーからは、14年の交流戦でバックスクリーンへ一発。つなぎの意識は「試合の流れもあるので、場面によって違います」と柔軟に対応し、状況次第では思い切ったフルスイングが見られそうだ。

 DHが有力でも、この日は左翼の守備位置でナゴヤDの芝を入念に確認。主将を置かない今回のメンバーで「成績で引っ張れるよう頑張りたい」と自覚をにじませた。「勝つ試合をファンの方は望んでいる。今持っている自分の力を、100%出せるように」。力感なく、直立に近いような新フォームも順調。派手な一撃に期待してよさそうだ。(長田 亨)

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