【ロッテ】ドラ1安田、日本ハム・清宮とのプロ初対決へ闘志

スポーツ報知
激励会のオープニングで、栗山監督(左)に迎えられて登壇する清宮(左から2人目)

 ロッテ・安田尚憲内野手(18)が2日、3日のオープン戦・日本ハム戦(札幌D)で清宮幸太郎内野手(18)とのプロ初対決を制することを誓った。高校時代は「東の清宮、西の安田」と呼ばれたドラ1ライバル。高校日本代表の主軸の逸材が、北の大地で熱い火花を散らす。

 心待ちにしていた一戦を前に安田は心を躍らせた。「ずっと意識してやってきた」清宮とのプロ初対決に向けて空路で札幌に移動。「明日の試合になると(清宮のことを)ちょっと考えてしまうかもしれないですね」と胸を高鳴らせた。

 3日の日本ハム戦(札幌D)で両者が出場となれば、16年11月15日の明治神宮大会決勝(神宮)以来だ。試合では早実の清宮が初回にソロを放つと、安田も3回に3ラン、4回に決勝犠飛を放ち履正社を優勝へと導いた。あの日から約1年半ぶりの再戦となる。清宮が1日のラミゴ戦(札幌D)で二塁打を打った際の動画もチェック済みで「いいバッティングをしていた」と実力を認めつつ、「負けないように頑張りたい」と対抗心を燃やした。

 自身にとっても大事な試合となる。ここまで対外試合8戦で18打数1安打の打率5分6厘、7戦16打席連続無安打中とプロの一線級の投手相手に壁に当たっているが、井口監督はオープン戦の最後まで安田を1軍に帯同させ英才教育を続けることを決めた。指揮官の期待に応えるためにも「自分のスイングをして1本出たら自信になると思う。自分のスイングをしたい」と安田。ライバルの前で浮上のきっかけをつかむ。(長井 毅)

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