【阪神】ロサリオ効果や!入場券が空前の売れ行き 2年連続300万人超え見えた

スポーツ報知
西宮神社で必勝祈願を行った阪神の球団首脳と選手たち

 阪神が1日から一般発売を開始した2018年の甲子園開催の公式戦チケットが、ウィリン・ロサリオ内野手(29)の加入効果で空前の売れ行きであることが2日、分かった。昨季も12球団トップの303万4626人の観客動員を誇ったが、球団関係者は「初日の売れ行きは昨年を上回る勢い」と説明。日程的“ハンデ”を乗り越え、09、10年以来となる2年連続大台突破も見えてきた。

 球団内では今季のカレンダーを見渡し、観客数NO1の防衛を心配する声があった。15年に143試合制になって以降、主催試合数は「72」「71」と1年ごとに変動し、今季は少ない71試合。仮に昨年と同様の売れ行きなら、300万人を割り込む可能性が高かった。しかし、1日に始まった電話、インターネット発売(店頭は3日から)は、球団の予想を上回るロケットスタート。フロントの一人は「金本監督の3年目で若手の戦力が底上げされ、ベテランの調子もいい。何より打線の軸となるロサリオの加入でファンの期待が膨れ上がっている」と分析した。

 ロサリオはこの日、甲子園初のフリー打撃を行い、センターから右方向へのミート中心に38スイングでサク越え1本。「(甲子園には)練習しながら慣れていきたい」と余裕の表情だった。オープン戦は全戦帯同予定で、3日のソフトバンク戦(ヤフオクD)にも先発出場する。年俸3億4000万円の助っ人が、グラウンド内外でダントツの存在感を発揮している。

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