【オリックス】増井、新天地の守護神デビュー「今はどきどきしている」

　オリックスの増井浩俊投手（３３）が３日、ＤｅＮＡ戦（京セラＤ）で新天地の守護神としてデビューする。日本ハムからのＦＡ移籍後初実戦を本拠地で迎え、いきなり抑えで登板する予定。「今はどきどきしている。初めてなので。（１７年の）ＷＢＣ以来」と気持ちを高ぶらせた。

　宮崎キャンプではブルペンでの投球練習に専念。例年は２月下旬に実戦登板するが、今季は開幕前のＷＢＣもないことから自分のペースで調整を進めた。「多少、不安もあります。捕手とも、どういう配球、打ち取り方になるのか分からない」と不安も口にしたが、「打者に立ってもらって投げたり、ブルペンでできることはしてきた」と自信もチラリ。「走者を置いた時（の投球）は試合でしかできない」。実戦でしか得られない感覚を磨き、オリックスの新守護神として充実のスタートを目指す。（原島　海）